イオン加古川のすぐ近くに2024年9月5日にオープンした韓国カフェ「Cafe Haroo(カフェハル)」。韓国生まれ韓国育ちのバリスタが店を切り盛りするこのお店では、本場のカフェの雰囲気とメニューが再現されていて、小旅行した気分が味わえます。「スペシャルティコーヒー協会」認定資格を持つ店主が淹(い)れる一杯は極上!昼下がりはもちろん、夜カフェやディナー後の二軒目使いにもぴったりです。
・「Cafe Haroo(カフェハル)」
イオン加古川駅から徒歩わずか3分、JR東加古川駅からは歩いて15分ほどのところに、2024年9月5日にオープンした「Cafe Haroo(カフェハル)」。シックなグレーの壁に色鮮やかなグリーンの扉が目を引くスタイリッシュな外観には、「カフェハル(カフェ一日)」を意味する韓国語「까페하루 」を刻んだ看板が掲げられています。
韓国で生まれ育った店主は、いつかコーヒーが自慢の自分の店を持つことを夢見て、学生時代から韓国の某コーヒーチェーン店で長年働きバリスタの腕を磨いてきたそう。そして10年ほど前に、仕事をきっかけに初の訪日。そのときに国際色に魅了されて日本に住むことを決め、東京や大阪、神戸、加古川など場所を転々としながら、さまざまな業種の経験を積んできました。
「カフェハル」は、「コーヒーの店と言わず、最終的には衣食住が楽しめる空間をつくりたい」と夢を語る店主の第一歩。ここから紡がれていく店主の夢に向けたストーリーの展開が楽しみですね。
店内はグレーを基調とした無機質な雰囲気と、木材が醸(かも)し出すやわらかさが合わさったおしゃれな空間に仕上がっています。“自分自身が一日中居たくなる場所”を思い描いたこの場所は、あちこちに韓国語の書籍や現地で仕入れた小物などが飾られていて、韓国の首都・ソウルにあるカフェを彷彿とさせます。
夜は雰囲気ががらりと一変。照明を落としたムーディーな空気感に包まれた中で、韓国のBGMに耳を傾けたり壁に投影された映像に目を向けたりしながら、ゆっくりと夜カフェが楽しめます。
2024年10月現在、昼と夜でメニューは変わりませんが、今後はアルコールなど夜カフェ限定メニューも用意していきたいとのこと。22:00まで営業しているので、ディナー後の2軒目使いにもおすすめです。
・イタリアのマシンで淹れる本格エスプレッソドリンク
同店では、「スペシャルティコーヒー協会」が掲げる6つのジャンルのバリスタ認定をクリアした店主が、イタリア「SANREMO社」のマシンを使用してエスプレッソを抽出してくれます。豆は、エスプレッソにはダークロースト、ドリップコーヒーやコールドブリューにはミディアムローストのように、ドリンクによってオリジナルブレンドの豆を使い分けています。
ドリンクはすべてテイクアウト可能。コーヒースタンド感覚でふらっと立ち寄る常連客の姿も見かけられます。
『アメリカーノ(ICE)』500円
韓国ではドリップコーヒーよりもメジャーな『アメリカーノ』は、エスプレッソを水やお湯で割ったスッキリ飲みやすい一杯。アラビカ種の豆を数種類ブレンドしたオリジナルブレンドは、うま味が強く酸味が控えめ。心地よい苦みとキレの良さが際立つ大人な味わいで、コーヒー好きの心をわしづかみにしています。
『カフェラテ(ICE)』550円
同店の『カフェラテ』は、一般的なカフェで提供される2倍量「ダブル」のエスプレッソを使うのが“カフェハル流”。そもそもグラスが450mlほど入るの大きめのものなので、エスプレッソだけでなくミルクもたっぷり使われています。
ミルクを使うラテメニューにおいて、豆の香りを生かせるかがバリスタの腕の見せどころ。クレマ・ボディ・ハートと呼ぶ3層を美しく保った上質なエスプレッソを抽出するだけでなく、ミルクと合わせるときのエスプレッソの注ぎ方までこだわり抜き、“おいしい一杯”を作り上げています。
・市内ではレア!?クリームたっぷりの「アインシュペナー」
『ハルシュペナー』650円
オーストリア発、ふわふわのクリームをエスプレッソの上にたっぷりとのせたコーヒー「アインシュペナー」が味わえるカフェは、まだまだ播磨エリアでは同店を含めて数店舗ほどしかありません。さらに同店では「アインシュペナー」をアレンジしたドリンクを4種類も展開しているのもポイントです。
同店では一般的に「アインシュペナー」と呼ばれているこのドリンクに店名を入れ、『ハルシュペナー』と命名。グラスの約1/3をクリームで満たした一杯は、クリーミーな甘さがエスプレッソと調和し、デザート感覚で味わえます。
エスプレッソの上に注いだときに溶けず、それでいて口当たり滑らかに仕上げたクリームは、生クリームを含む数種類のクリームを独自でブレンドし、注文が入るたびに一回一回泡立てるこだわりぶりです。まったりとろとろのクリームをスプーンですくい、まずは一口。二口目、三口目ごろからドリンクをググッといただくのが通な飲み方だそう。味わいや喉越しの変化を楽しんで。
・韓国スイーツの定番「クロッフル」をお供に♪
『ティラミス&オレオクロッフル』680円
クロワッサン生地をワッフルーメーカーで香ばしく焼き上げた韓国発のスイーツ「クロッフル」にも注目を。クロッフルの表面をホイップクリームで埋め尽くしたアイコニックな見た目に惹かれて、注文する人続出の人気商品です。
特に『ティラミス&オレオクロッフル』は、エスプレッソの粉とココアパウダーをブレンドした特製パウダーを惜しみなくかけた一品で、甘さとほろ苦さが絶妙なバランスで保たれています。コーヒーとの相性は言わずもがな。ぜひいろんなドリンクとのペアリングを試してみて。
『キャラメル&クッキークロッフル』680円
『ティラミス&オレオクロッフル』と並ぶほど人気がある『キャラメル&クッキークロッフル』は、キャラメルソースとシナモンクッキーのコンビネーションがクセになります。一口で充足感が得られるような濃厚な味わいは、甘党さんの胃も心も満たすほど♪疲れているときほどおすすめしたい一品です。
・毎月新しいメニューとの出合いも
『ハニーグレープフルーツブラックティー』600円
「訪れるたびに新しいメニューと出合える楽しみを感じてほしい」との思いから、毎月のようにメニューの入れ替えや新メニューが追加されるのも同店の魅力の一つ。2024年11月からは新たに、韓国で人気がある『ハニーグレープフルーツブラックティー』が登場します。
グレープフルーツのハチミツ漬けをアイスティーで割った、日本で言う「ゆず茶」のようなドリンクで、口の中いっぱいに広がる爽やかな香りに心が癒やされること間違いなし。韓国通の常連客からの待望の声を受けて実現したそうで、今後もこの一杯に限らず、お客さんのリクエストを形にしたメニューも積極的に取り入れていきたいと店主は話します。
『アサイーカップ』780円
こちらも11月から販売スタートの新メニュー。美容にいいとされるアサイーボウルをドリンク感覚で味わえるように改良を加えた、その名も『アサイーカップ』です。
アサイーやブルーベリーをたっぷり使ったフローズンとヨーグルト、トップにはグラノーラやピーナッツバター、ドライフルーツなどをトッピングしたボリューミーなデザートカップで、食べ応え満点!遅めの昼食や午後のおやつ、食べすぎた日の晩ごはんにまで、時間帯問わず幅広いシーンでお腹を満たしてくれそう。
加古川に居ながら韓国への小旅行気分に浸り、非日常を味わえる「カフェハル」で、たまには時間を気にせずゆっくりカフェしませんか?季節限定メニューなど、最新情報は公式Instagramで随時発信中。ぜひ情報を入手してから訪れてみて。➡︎公式Instagramはこちら
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2024年10月22日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。