1964年創業の老舗和菓子店「村井製菓(むらいせいか)」で販売している『どらぺちーの』を知っていますか?看板商品のどら焼きを使ったドリンクで、「姫路城」をバックに写真を撮るのが映えると観光客を中心に人気を集めています。ほかにも、「第19回全国菓子大博覧会」で名誉金賞を受賞した看板商品『お菊みかさ』や、工場直売店でしか買えない限定商品も多数スタンバイ。お城の観光の後は、手土産を探しに気軽にお立ち寄りを♪
・「村井製菓(むらいせいか)」

「姫路城」から西へ歩いて3分ほどの場所にある「村井製菓(むらいせいか)」。周辺には「姫路城」のほか、「姫路市立美術館」や「姫路文学館」、「好古園」など、姫路で有名な観光地が集まるエリアにあり、地元の常連はもちろん、観光客からも人気があります。

「村井製菓」は1964年創業の老舗和菓子店。スーパーや百貨店への卸販売を軸に、直売やネットでも和菓子を販売しています。
この工場直売店では、それ以外にも出来たての和菓子や、スーパーなどで見かけたことがあるようななじみ深い和菓子を通常よりちょっぴりリーズナブルな“直売店価格”で販売。定番から限定商品まで、多彩なラインアップをそろえています。

冷蔵コーナーには『生どらシリーズ』などの工場直売店限定商品がずらり。このほか、練り切りやどら焼きなどの由緒ある和菓子から、餅、せんべい、和スイーツまであるのでくまなくチェックして♪
・看板商品『お菊みかさ』火・木曜日は“朝焼き”も

『お菊みかさ』140円
看板商品は、第19回全国菓子大博覧会で名誉金賞を受賞した『お菊みかさ』。配合や製法は創業当時から変えず、市川町のブランド卵「タズミの卵」を使用し、職人の手焼きにこだわって作っています。どら焼きのもう一つの命であるあんこは、北海道十勝の小豆を使用。ハチミツや水あめを使った深みのある生地の甘みと、上品な粒あんの甘みがバランス良く、世代を超えて愛されているのも納得の一品です。

『美雅沙邑庵(みかさゆうあん)』140円 ※火・木曜日限定
月・火・木曜日は、店頭でその日の午前中に焼き上げた『お菊みかさ』、別名『美雅沙邑庵(みかさゆうあん)』を販売しています。しっとり感や味わいのまろやかさは作りたてならでは。オープンの10:00から焼いているので、焼きたてを狙うなら10:00~11:00ごろがおすすめ。
・『どらぺちーの』がSNSで話題♪

『抹茶』520円 ※右の『もりやマンver.』は終売
工場直売店の名物は『どらぺちーの』。看板商品のどら焼き『お菊みかさ』のハーフサイズをフラペチーノの上に豪快にオン!どら焼きを生クリームやドリンクにディップしながら味わう新感覚の“食べるドリンク”です。見た目はボリューム満点ですが、実際はぺろりと飲みきれるようなサイズ感。見た目のかわいさだけでなく、この小ぶりなサイズ感も女性にとってうれしいですね。
ラインアップは、定番フレーバーの「こーひー」「抹茶」「チョコレート」「きゃらめる」の4種類があります。国産の粉末茶葉を使用した『抹茶』は、ほろ苦い抹茶の風味が粒あんの甘さとマッチし、和の味わいを心ゆくまで楽しめるフレーバー。特に年配の人から人気が高いそう。

『どらぺちーの(チョコレート)』540円
「バンホーテン」の純ココアで作ったフラペチーノの上に、たっぷりの生クリームとチョコソースがかけられていて、味わいはココアの風味を生かしたちょっぴりビターな「チョコレート」。トッピングの生クリームは、どら焼きとの甘みや味わいのバランスを考えて、コクがある濃厚なものを使用しているそう。濃厚で溶けにくいので、最後までディップスタイルが楽しめるのもポイントです。
『どらぺちーの』を撮影するときのおすすめスポットは店の前。姫路城をバックに撮影するとインスタ映え間違いなしです。春は桜、秋は紅葉も一緒に写真撮影を楽しんで。
・工場直売店限定のアレンジどら焼きに注目!

『生どら』350円~
工場直売店限定のクリームどら焼き『生どら』も必見!「お菊みかさ」の間に、「よつ葉バター」を使ったバタークリームをたっぷりと挟んだ、オリジナルの和スイーツです。フレーバーは、定番の「赤穂の粗塩」や「生クリーム」、ローストピスタチオをたっぷり混ぜ込んだ香ばしい「ピスタチオ」など、全部で10種類以上!季節限定フレーバーが加わり、多いときは約15種類もある時期もあるというから驚きです。

『生どら(苺とバターのクリームチーズ)』430円
不動の人気は『苺とバターのクリームチーズ』。自家製イチゴソースとクリームチーズが入った濃厚な味わいは、和菓子の粋を超えてもはやケーキ。見た目は和でありながら味わいは洋というギャップもこのフレーバーの魅力の一つです。
・テレビで紹介された話題の琥珀糖も

『琥珀糖』820円
新商品を手がけるときに「だれかを笑顔にしたい」という思いを大切にしているのは、若き女性和菓子職人であり3代目店主。その思いを形にしたお菓子の一つが、この『琥珀糖』です。
寒天をゆっくりと固め、カラフルな色を丁寧に重ねて仕上げるこのお菓子は、まるで宝石を磨き上げるかのように、一つ一つ丹精を込めて作られます。手間と時間を惜しまず作られた琥珀糖は、口に含むと外はシャリッと、中はふわりとほどけるような優しい口溶け。その儚い食感が、見た目の美しさとともに、食べる人の心を優しく満たしてくれます。
創業から60余年。半世紀以上長く愛されてきた老舗の技と味を大切にしながら、新しさも取り入れた「村井製菓」の和菓子には、どれも手仕事の丁寧さとお客さんへの優しさが息づきます。その一口がきっと、日々の小さなご褒美を運んでくれるはず。
■詳細情報
■DATA
本記事はライターが取材・校正を行った上で作成した記事です。内容は2025年11月7日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。








