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和室をおしゃれでモダンな空間に!照明や家具などインテリア選びのポイントを紹介

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間取りを決定する際に、和室をつくるかどうか悩む人も多いのでは?最近では、家具や雑貨を置いてモダンにアレンジする人も増えているそう。コーディネートの手順を参考に、自分好みのおしゃれ空間にアレンジしてみませんか?

目次

和室の良さとアレンジの魅力

畳が敷かれ、障子やふすまなどの建具で仕切られた和室。床の間や敷居など、日本ならではの伝統的な造りで構成され、客間や仏間として活用されてきました。最近では、ライフスタイルの変化により、3畳ほどの畳スペースだけを設ける家や和室を作らない家も増えてきているそう。しかし、小さな子どもの昼寝スペースや足をのばしてくつろげるスペースとして活用できるなどメリットもたくさん。

最近では、和室に家具や雑貨を置いてモダンにアレンジする人も増えています。これから家を建てる人も和室の使い道に困っている人も、“和室アレンジ”にチャレンジしてみませんか?

和室アレンジの手順

1.部屋のイメージを決める

まずは、アジアンや北欧、和モダンなど、どんな部屋にしたいかを考えましょう。家具や雑貨選びの際は、あれもこれもと目移りしてしまいがち。イメージをしっかりと持つことが大切です。SNSや画像検索を活用すると、コーディネートのヒントが見つかるかも。

2.メインカラーを決定

まずは、コーディネートのメインカラーを決定。メインカラーは、壁や畳、柱の色と同系色のものを選び、インテリアの大部分を占める大型家具や敷き物に取り入れます。また、ラグやチェアなど大型のものから観葉植物や小物雑貨の順にコーディネートすることが大切です。

MEMO

家具・雑貨選びの際には、可能であれば家具や雑貨を1カ所に集め、全体の配色を見ながら選んでみて。

3.家具や雑貨でコーディネート

家具や雑貨のチョイスで部屋の雰囲気は大きく変わります。まずはアレンジする和室を思い浮かべながら、色やデザイン、サイズ、材質などを選びましょう。家具・雑貨選びに出かける前に、和室の広さを計測したり、スマホで写真を撮っておくとスムーズです。

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座って過ごすことを前提にした和室には、目線が低く、洋室よりも視界が狭いという特徴があります。高さのあるものを置くと、部屋に圧迫感が出てしまうことも。家具や植物を配置する場合は、背の低いものを選んで。

コーディネートの大きな割合を占めるラグは、部屋のイメージを大きく左右する重要なアイテム。ラグを敷く場合は、理想のイメージに合ったものを選ぶことはもちろん、和室の壁や柱、畳の色と同系色のものをチョイスしましょう。例えば、赤みのあるブラウンの柱の場合は赤やオレンジ、黄みがかったベージュの柱の場合は黄色や白が同系色です。

椅子は低めで、リラックスできるものを選んで。このとき、畳やラグと同系色を選ぶとコーディネートにまとまりがでます。落ち着いた和室の雰囲気には、木製フレームがマッチ。近くにスツールを置いて、グリーンを飾るのもおすすめ。マグカップや本などを置くサイドテーブルとしても活用できそう。

置いておくだけでオシャレで、心を癒やしてくれる観葉植物。見た目のかわいらしさで選ぶのではなく、部屋のイメージに統一感を持たせるため、葉っぱの形に注目することが大切です。アジアンテイストの場合はシャープなもの、北欧風の場合は卵形や楕円形を選ぶと、空間に統一感が生まれ、理想の部屋に一歩近づくはず。

部屋のイメージに合わせて、床の間の壁紙を洋風に変えたり、掛け軸の代わりに絵画やタペストリーを掛けると、和室のシンボル・床の間もモダンな空間に様変わり!床板には、目を引く洋花はもちろん、動きのあるエアプランツを置くのもおすすめです。

MEMO

手織り絨毯のギャベを絵画のように装飾したり、手ぬぐいをタペストリーにしたり、雰囲気に馴染むものであれば実際の使用とは異なる場所に使ってもGOOD!アロマを置いて、お気に入りの香りに包まれる癒しの空間に仕上げてもいいかも。

最近は和室に限らず、ペンダントライトをいくつか並べるコーディネートが人気。和室との相性も抜群です。フィラメントが見えるライトを使うことで、おしゃれ度がグッとアップ!間接照明を取り入れると、より落ち着いた雰囲気が演出でき、ゆったりくつろげる古民家カフェのような空間に。

まとめ

今回は家具と雑貨でコーディネートしましたが、窓にカーテンをつけたり、障子の代わりにクロスを貼ったり、ちょっとした工夫でコーディネートは無限に広がります。和と洋の良さを上手にミックスして、お気に入りの空間にアレンジしてみませんか?アレンジ術を知っていると、暮らしに広がりが生まれそうですね。

取材協力:桧家住宅 

デザイン性、機能性ともにハイクオリティーな家づくりを提案している「桧家住宅」。暮らしやすさやマイホームを楽しむためのアイデアで、理想の住まいを提案し続けています。
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内容は2021年5月20日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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