お気に入り

ウッドデッキのある家の施工事例を紹介♪メリット・デメリットや木材の特徴の解説も

お気に入り保存

施工するかどうか迷う人も多い「ウッドデッキ」。「具体的に何に使うの?」「メリットはあるの?」など、気になる疑問を解消します。ウッドデッキのメリット・デメリットや施工事例を紹介しているので、ぜひ検討してみて。

目次

ウッドデッキのメリット

1.空間に広がりが生まれる

リビングの窓から出入りができるように、室内の床と地続きでウッドデッキを施工するスタイルが人気です。ウッドデッキがリビングの延長になるので、家の外と中をゆるやかにつなげてくれる効果があり、部屋をより広く見せることができます。

2.活用方法がさまざま

天気のいい日に外で食事をしたり、ちょっと空いた時間に一息ついたり、DIYスペースとして活用したり…ウッドデッキは用途が多様なのも魅力。子どもの遊び場や、友人が遊びに来た時にはテーブルを置いてBBQをするなど、コミュニケーションの場にもなります

3.外干しスペースとしても活躍

洗濯物を2階まで持って上がるのが面倒という人も多いのでは?また、年を重ねると将来同じように家事がこなせるとは限りません。そこでおすすめなのが、ウッドデッキを外干しスペースとしても使うこと。1階部分にウッドデッキを作れば、洗濯物を2階に持って上がる必要もなく、時短にもなります。屋根が付いていれば急な雨にも対応可能。

室内干し専用のサニールームを作る家も増えていますが、間取りや予算の都合で難しい場合には、思い切ってウッドデッキを作ってみては。家の施工後に追加で作ることもできるので、1部屋増やすよりは比較的気軽に取り入れることができますよ。

ウッドデッキのデメリット

1.定期的なメンテナンスが必要

屋外に設置されるウッドデッキは紫外線や雨の影響を直接受けるので、室内に比べるとどうしても劣化が早いというデメリットがあります。耐久性のある木材を使用すればメンテナンスの手間は多少軽減されますが、木材そのものの状態は問題なくても、表の塗装がはがれてしまうことも。

家の中と違って外にあるものなので人の目にも触れ、外観など家のイメージに直結します。なるべくキレイに保つために、定期的なメンテナンスを心掛けるようにしましょう。

MEMO

ウッドデッキに使用する木材によって、耐久性は大きく変わります。
ソフトウッド(針葉樹)の場合、柔らかいので加工がしやすいというメリットがあります。一方で傷がつきやすく、水分を吸うので腐りやすいというデメリットも。しかし比較的安価なのがうれしいポイントです。
ハードウッド(広葉樹)は硬く、腐食や衝撃に強いので、ウッドデッキなど家の外に使う木材としてとても優秀です。定期的にメンテナンスを行えば、10年以上は問題なく使用できます気になる点は、硬いので加工がしにくく、値段も少し高めということが挙げられます。

2.ウッドデッキ下の管理に注意

ウッドデッキの床下部分の掃除も必要です。雑草が生えたり、知らないうちにゴミが入りこんでいたり…なかなか手の届く場所ではないので、定期的に一掃することになります。
対策として、ウッドデッキ下をコンクリートにすると、雑草が生えにくくなります。

3.用途を考えないと使わずじまいに

あると魅力的なウッドデッキですが、使わないとただ劣化を待つだけになってしまいます。施工を検討するときには、用途をしっかり考えて依頼するようにしましょう。

使わなくなる理由として“人の目が気になる”というケースが多いそう。その場合には、道路側に壁を作るなど目隠しをつくることで、人目を気にせず過ごせるようになりますよ。

新築住宅のウッドデッキ事例を紹介

1.リビングとゆるやかにつなげて広々

プライベートテラスをリビングの床とフラットに。家族の存在を感じながら、リラックスタイムを過ごすことができそう。

【詳しく紹介した事例はこちら】勝美住宅:まるで秘密基地のようなロフト付き!空間が自然につながる平屋ならではの家事動線にも注目(苫編モデルハウス)

ダイニング横の大きな窓に隣接するようにウッドデッキを配置。大勢の友人が来た時には、テーブルを置いてセカンドダイニングとしても利用できます。家族や友人の憩いの場所に。

ダイニングからウッドデッキを見た時にも、部屋がより広く感じられます。

【詳しく紹介した事例はこちら】BinO播磨 中塚組:無垢材×カフェ風デザインに一目ぼれ♪吹き抜けでこだわりのキッチンを魅せる家(T様邸)

2.プライベートを確保してのびのび

“外とのつながりが感じられる家にしたい”という施主の思いを、ウッドデッキによってかなえた施工事例。十分な広さがあるので、子どもの遊び場にもぴったり。

高さのある壁で囲むことで、周囲の視線も気になりません。プライバシーが確保されているので、安心して過ごせそう。

【詳しく紹介した事例はこちら】ビオラホーム:家族とのつながりが感じられる家(N様邸)

リビングと続くようにウッドデッキを設置。家の前が道路に面しているので、木目のフェンスでプライバシーを確保しつつ、大きな窓から優しい光が差し込み、くつろぎの空間を実現しています。

【詳しく紹介した事例はこちら】ビオラホーム:異素材ミックスを楽しむ♪家事動線もばっちりなブルックリンスタイルの家(日出モデルハウス)

スキップフロアを活用して1.5階部分に作られたメインリビングに隣接するウッドデッキ。家の中からはもちろん、階段で上がって外からも出入りができます。1階部分より高い位置にあるので、人の視線が気になりません。爽やかなグリーンのウッドデッキが、白い外壁に良く映えます。

【詳しく紹介した事例はこちら】BinO播磨 中塚組:スキップフロアで区切り、収納と趣味を両立させる「4層立体構造の家(ALLen)」

3.家と調和した自然なデッキ

リビングダイニングに面する大きな窓に沿うように、ウッドデッキが周囲をぐるり。まるで縁側を思わせるような趣があります。

部屋の窓を全開にすると、風や光を感じながら庭の木々を眺めることができます。ウッドデッキに腰かけて、リラックスタイムを過ごして。

【詳しく紹介した事例はこちら】プレスト:光が降り注ぐ大きな窓とサンデッキが印象的(M様邸)

リビングの雰囲気と調和したウッドデッキ。リビングとつながる大きな窓には、外枠を木であしらった「木製オリジナルサッシ」を採用することで、家の中から庭を眺めた時に窓枠も自然に溶け込み、より美しく庭が見られるようこだわりが詰まっています。

【詳しく紹介した事例はこちら】プレスト:木の温もりを五感で感じられる家(保城モデルハウス)

【まとめ】ウッドデッキでプラスアルファな生活を実現

家族のコミュニケーションや友人をもてなす場、外干し用のスペースなど、ウッドデッキの使い方はさまざま。あると何かと便利で、ここで過ごすだけで気分転換にもなります。一方で、用途をきちんと検討せずに作ってしまうと、メンテンスに手がかかって結局使わなくなってしまうということも。メリット・デメリットを理解して、憩いの場をつくりましょう。

【関連記事はこちら】

内容は2021年7月19日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

この記事をお気に入りに保存する