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若い世代を応援する移住・定住支援制度が手厚い宍粟市!家を建てるなら押さえておきたいポイント

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家を建てる前に知っておきたいのが、暮らすまちの住み心地。「交通の便は良い?」「生活環境は整っている?」「子育てはしやすそう?」など、気になることはたくさんありますよね。今回は「森林王国」の愛称を持つ大自然に囲まれた宍粟市に注目。まちの魅力を紹介します。

目次

雄大な大自然の恩恵を受けるまち

兵庫県の中西部に位置し、豊岡市に次いで兵庫県で2番目の面積を持つ宍粟市。市域の約9割を山林が占める緑豊かなまちに、3万4793人(2023年6月末時点)が暮らしています。

県下最高峰の氷ノ山(三ノ丸)をはじめ千メートル級の山々が広がる宍粟市には、日本の滝百選の1つである「原不動滝」や日本の紅葉の名所100選に選ばれた「最上山公園もみじ山」などの景勝地が数多くあり、四季折々の表情を見せてくれます。

このような恵まれた自然資源を活用し、地域には家族で遊べるスポットも多数あります。冬は「ちくさ高原スキー場」「ばんしゅう戸倉スキー場」など人気ウインタースポーツ施設がオープンし、春から秋にかけてはオートキャンプ場やグランピングなどのアウトドア施設が充実。市内の宿泊施設などでレンタルできる電動アシスト付き自転車「E–BIKE」を活用し、観光地を巡ったり、市北部の「音水湖」で気軽にカヌーやSUPが楽しめたりするのも魅力です。また、宍粟市は兵庫県唯一の森林セラピー基地(※)に指定されており、渓谷沿いなど3つのセラピーコースを体験することで心身を健康に保つことができます。

(※)森林の癒やし効果を活用し、健康増進やリラックスを目的としたプログラムを提供している地域

若い世代の定住を支える制度が充実

宍粟市では、働く世代や若年層の移住・定住を支援する制度が充実しています。例えば、宍粟市内に移り住んで新規事業を始める場合には、店舗の改装費用、設備購入費などを助成。「自分の店を持ってみたい」「会社を起こしたい」というチャレンジや夢を応援してくれます。
➡︎詳細はこちら(公式HP内)

また、地域農業の担い手を育成し、農地活用を推進するため、新規就農者のサポートにも注力。要件を満たせば、農機具の購入費や農業用施設の設置費用といった農業経営にかかる経費を、市が上限100万円まで助成してくれる制度が設けられています。
➡︎詳細はこちら(公式HP内)

加えて、住宅の取得に関する支援が手厚いことも大きな魅力。市内への転入・転居時に家を新築する際、資材に地域材を活用したり、市内事業者に建築を依頼したりすれば、最大140万円の助成が受けられることもありますまた、宍粟市内に住む新婚夫婦に対しては、住居費や引っ越し費用の一部を補助してくれます
➡︎詳細はこちら(公式HP内)

宍粟市に居住地を移し、西播磨や中播磨地域以外に遠距離通勤・通学する場合は、列車の定期券購入にかかる費用の一部を助成する制度もありますよ(2024年3月で終了予定)。

生活の利便性と歴史文化が共存する中心地

市の中心市街地である山崎町には、市役所や警察署、総合病院、ショッピングセンターなど、生活に必要なインフラが集積しています。まちのメインエリアには、昭和にタイムスリップしたかのような商店街も健在。昔ながらの菓子店や鮮魚店、玩具屋などが立ち並び、のんびりとした時間が流れています。

また、江戸時代に城下町として栄えた歴史を持つ同町には、当時の面影を残す町家や寺院などが現存。歴史的景観を活かした情緒あるまち並みが形成されています。最近は、町家をリノベーションしたカフェや宿泊施設などが続々とオープンして新たな人流を生み、地域に活気を呼び込んでいます。

交通アクセスについては、国道29号線と中国自動車道が整備され、車での移動が便利。姫路や神戸、岡山、鳥取など、幅広い地域への往来をスムーズにしています。公共交通機関は、乗車距離に関わらず市内なら運賃が一律200円(片道)の路線バスが運行し、通勤・通学、買い物や通院などに重宝されています。

豊かな森林環境を子どもの健やかな成長に生かす

宍粟市では、豊かな森林資源をもっと活用するため、「子どもをはじめとするすべての人が、木とふれあい、木に学び、木と生きることで、人と、木や森との関わりを主体的に考えられる感性豊かな心を育む活動」に取り組む「木育(もくいく)」を推進していますその一環として、出産祝いに地元産の木材で作った木のおもちゃをプレゼント。幼い頃から木に親しむことで、子どもたちの豊かな感性と創造力を育んでいます。

市内には幼稚園が4施設、保育所が9施設、こども園は6施設あり、2019年より幼児教育・保育の無償化がスタートしました。ファミリーサポートセンターや子育て支援センターも設置され、地域で子どもを守り育てる環境が整っています。

また、小学校は11校、中学校は7校、高校は3校あります。小・中学校では第三子以降の給食費が無料で、高校生まで医療費も無料(所得制限なし)とし、家計の負担軽減に努めています。

【まとめ】宍粟市はスローライフを求める人にぴったりなまち

思わず深呼吸をしたくなるような、深く美しい自然に抱かれている宍粟市。穏やかな住環境が広がり、時間にとらわれないのんびりとした暮らしを描くことができそうです。四季の変化を五感で感じる心豊かな生活を、宍粟市で始めてみませんか。

MEMO

【参考資料】
宍粟市ホームページ ➡︎HPはこちら
宍粟市暮らしのガイドブック ➡︎詳細はこちら

内容は2022年10月11日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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