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交通の利便性が良く、子育て・教育支援に注力する相生市!家を建てるなら押さえたいポイント

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家を建てる前に知っておきたいのが、暮らすまちの住み心地。「交通の便は良い?」「生活環境は整っている?」「子育てはしやすそう?」など、気になることはたくさんありますよね。今回は、古くから播磨の港町として栄えてきた相生市に注目。その魅力をひも解いていきます。

目次

海と山に囲まれた自然との距離が近いまち

兵庫県の南西部にある相生市は、2万7709人(2023年3月時点)が暮らすのどかなまちです。1年を通して雨量は少なく、気候は温暖。市域のおよそ半分を山林が占め、北には県立自然公園に指定された丘陵地帯があります。また、南には瀬戸内海国立公園に面した播磨灘も広がるなど、雄大な自然に囲まれた地域です。

市内には、緑豊かな環境を満喫できるレジャースポットが点在。川遊びやバーベキュー、パン焼き体験などが家族で楽しめる「羅漢(らかん)の里」、瀬戸内海の大パノラマを一望できる「万葉の岬」、山のすがすがしい空気に癒やされるハイキングコースも複数整備。天然温泉が完備された道の駅「あいおい白龍(ペーロン)城」もあり、人々の暮らしに潤いをもたらしています。

阪神圏だけでなく、岡山以西へのアクセスも良好

市民の最も主要な移動手段は車です。国道2号線や250号線、山陽自動車道が整備され、姫路・神戸方面や岡山方面へもスムーズにつなぎます。鉄道網も充実しており、JR相生駅には在来線のほかに新幹線も乗り入れています在来線では姫路まで20分、神戸まで約1時間、大阪へは約1時間30分と通勤・通学が可能新幹線を活用すると、新大阪まで約1時間、東京まで約3時間半、岡山まで16分、福岡までは約2時間と、主要都市へのアクセスも良好です。

また、空路を利用する際は岡山桃太郎空港が便利。国内線だけでなく、韓国や中国などの便も発着しています(コロナ禍の現在は一部運休中)。車を使うと市中心から空港まで約1時間で到着し、無料の駐車場も完備。空港内がコンパクトで動きやすく、旅行や出張が多い人は重宝しそうです。

豊かな漁場で育まれる「かき」が特産

地域を代表する食といえば「相生かき」です千種川や揖保川によって山のプランクトンが運ばれる播磨灘は、栄養が豊富でかきの生育に適した養殖場。漁師たちが手塩にかけて育てた身は弾力があり、濃厚な味わいが評判です。

出荷が最盛期を迎える冬季には、殻付きのかきを並べる直売所が開き、県内外から買い物客が押し寄せます。海沿いでは冬の風物詩と言われる「かき小屋」もオープン。炭火で焼くとふくよかな味わいが増し、食通たちもうなるおいしさです。

また、流通量が少なく、幻とも言われる「矢野メロン」や、地域で栽培したゆずを使った加工商品なども、市が誇る特産品です

懐かしさが漂う市街地。旬の鮮魚も気軽に購入できる

レトロな雰囲気が残る市街地には、スーパーなどの買い物施設や市役所、最新医療機器を備えた「IHI播磨病院」などがあり、日々の暮らしを支えています。良質な鮮魚がリーズナブルに購入できるのも、港町に住む特権。「相生市立水産物市場」では、イカナゴやアナゴ、タコなど近海で水揚げされた魚介が並び、食卓を華やかにしてくれます。

市内には幼稚園6園、小学校7校、中学校3校、高校2校のほか、看護専門学校などがあり、教育機関が整備。優れた理系人材を輩出している兵庫県立大学播磨理学キャンパスも近く、学びの環境が整っています。

地域に活気を呼び込む祭りが盛ん

毎年、相生湾で5月に開催される「相生ペーロン祭」は、市民が心待ちにしているイベントの1。全長約13mの木造和船に28人の漕ぎ手などが乗り、300mの海上コースを競漕する伝統行事です。1922年に長崎から伝わり、2022年に伝来100周年を迎えました。ドラと太鼓の音に合わせ櫂(かい)をふるい、競い合う姿は迫力満点。前夜祭では海上で花火が打ち上がり、祭り気分を盛り上げます。

また、例年2月上旬に行われる「相生かきまつり」も人気。会場ではかきの試食や販売、さまざまな催しがあり、多くの人でにぎわいます。

妊活中から高校生まで、手厚い子育て支援を実現

相生市では平成23年度に「子育て応援都市宣言」を行い、「相生が暮らしやすい11の鍵」をキャッチコピーに、生まれる前から高校生まで支援する切れ目のない施策で、子育て世代をバックアップしています。

幼・小・中学校の給食費を完全無料とする「給食費無料事業」、新婚世帯が新婚生活を始める際の住宅費用等を助成する「あつまれ新婚さん新生活応援支給事業」、不妊治療費を支給する「妊活カップル支援事業」など、若いファミリーにとって心強いものばかり。子育てしながらの生活が描きやすい環境が整っています。

【まとめ】相生市は「のんびり、ゆったり」な暮らしがかなうまち

買い物施設や医療機関、交通網、教育環境といった生活の利便性を備え、海と山が身近にある暮らしを実現できる相生市。自然に親しみながらゆったりと子育てをしたい人や、のんびりと老後の生活を送りたい人にはぴったりの地域といえそうです。都市部に比べ、土地が安価で手に入りやすい点も大きな魅力。相生市で新しい暮らしを始めてみませんか。

MEMO

【参考資料】
相生市ホームページ ➡︎HPはこちら
Aioi観光なび ➡︎HPはこちら
相生市 11の鍵 ➡︎HPはこちら

内容は2023年7月21日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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