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おうちでキャンプが楽しめる間取りとは?あると便利なスペースや、楽しむためのポイントを紹介

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昨今のキャンプブームに加えて、おうち時間が増えて自宅でキャンプを楽しみたいと考える人が多くなりました。そこで、新築住宅でキャンプやバーベキューなどを快適に楽しむためのヒントを紹介。間取りや収納スペースなどを工夫して、おうちでアウトドアを満喫してみませんか。

目次

おうちキャンプを楽しむための間取り

最近のキャンプブームで、自宅でキャンプをする人が増えています。庭キャンプをはじめ、ウッドデッキやベランダなどで楽しむのも人気です。テントを広げたり、コンロを使ってバーベキューをしたり、コットやハンモックを設置して読書したりと、楽しみ方はさまざま。おうちキャンプを楽しむためには、キャンプアイテムの収納スペースや部屋からの動線を考えた間取りが必要です。

1.庭を活用

庭でテントを使っておうちキャンプを楽しむには、テントを広げられるだけの十分なスペースがなくてはなりません。また、アウトドアグッズは平面にまっすぐ固定しなければいけないものが多いので、砂利や石畳などがないフラットなエリアを使うことになります。芝生を採用するなら、天然芝でも問題はありませんが、メンテナンスや虫のことを考えると人工芝がおすすめです。

2.ウッドデッキでも

ウッドデッキも、おうちキャンプを楽しむ定番のスペース。掃き出し窓を取り入れれば、室内とウッドデッキがフラットな状態になるので、室内から出入りしやすくなりますまた、室内の床材と同色にすることでつながりのある空間を演出でき、リビングが広く見えるというメリットも。
ウッドデッキで使用する素材は、人工木などの高性能床材がおすすめ太陽光による温度上昇を抑えてくれるので、日中でも快適に過ごせます。パーゴラ(日かげ棚)を設置して、日差しが強いときはシート屋根をかけられるようにしておくのも良いですね。

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3.話題のベランピング

ベランピングとは、ベランダとグランピングを合わせた造語。ベランダを豪華に装飾することで、自宅で贅沢なアウトドア時間を過ごせるとして人気を集めています。屋外に張り出した屋根付きタイプのベランダもありますが、おうちキャンプをするならインナーバルコニーがおすすめ。建物の内側に引っ込んだ形で半屋内となるので、天候に左右されずにペランピングが楽しめます。間取りで気を付けたいのは、物置からベランダに繋がる動線を確保できるかという点。2階部分にベランダやバルコニーを設置している場合に、1階から荷物を上げ下ろしすると大変なので、収納部屋とベランダが隣接しているのが理想的です。複数の部屋から出入りできるとさらに便利ですね。

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あると便利な間取り

おうちキャンプには、キャンプギアを収納するためのスペースが必要です。たくさんのキャンプギアをきれいに収納できるインサイドストッカーやアウトサイドストッカー、土間スペースがあると便利。取り出しやすさも考慮して設置を検討してみて。

1.インサイドストッカー

インサイドストッカーは室内に設けられた収納スペース。収納するだけでなく、趣味の部屋として活用する人が多いので、キャンプチェアやデスクを広げた状態で配置しておしゃれな空間を演出することもできます。ストッカーからの移動のしやすさを考慮して、庭やバルコニーなどに近い位置に設計するのがおすすめです。

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2.アウトサイドストッカー

屋外とつながる収納スペースであるアウトサイドストッカー。キャンプグッズは土汚れが付着するので、室内に持ち込みたくないという人におすすめです。自宅外でキャンプをする際には、車への荷物の積み下ろしが楽になるというメリットも。ストッカーの外に屋根を設置すれば、作業スペースを拡張することも可能になります。

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3.土間収納

土足で歩ける室内スペースである土間。玄関やガレージとしてだけでなく、来客スペースやアトリエなど、多目的スペースとして使えます。屋外に面した場所に設置するのが一般的なので、おうちキャンプを楽しむための収納スペースとして活用できます。汚れを気にせず収納できるだけでなく、テントの掃除や乾燥、キャンプギアの手入れをする場所としても活躍庭やテラスとつなげると、アイテムの出し入れもしやすくなりますね

おうちキャンプを楽しむためのポイント

おうちキャンプをする際に気になるのが周囲からの視線。フェンスや日よけターフ、樹木や植物で目隠しをして、プライベートな空間を作って楽しんで。ワンタッチ式のテントタープも便利です。
バーベキューをする場合は、煙やにおいに注意する必要があります。気兼ねなくおうちバーベキューを満喫するためには、無煙バーベキューコンロや無煙ロースターの使用がおすすめです。

また、キャンプグッズではなく自宅にある調理器具や電子機器を使用するなら、外部電源があると便利。ホットプレートや扇風機、ヒーターなども使用できるようになります。防音対策をしたうえでスクリーンとプロジェクターを設置すれば、映画鑑賞も可能に!
ピザ窯(がま)などもあれば、さらに充実したおうちキャンプ時間を過ごすことができそうですね。

【まとめ】自宅にアウトドアスペースを造って充実した休日を

自宅にアウトドアを楽しめるスペースがあると、気分転換にもなり充実した休日を過ごすことができます。間取りや収納スペースを工夫すれば、もっと快適におうちキャンプを満喫することができますよ。また、テレワークやリモートワークを導入する企業も増えているので、仕事スペースやほっと一息つく空間として活用するのも良いですね。新築住宅を建てる際には、おうちキャンプが楽しめる間取りを取り入れてみては。

内容は2021年9月27日時点の情報のため、最新の情報とは異なる場合がありますので、あらかじめご了承ください。

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