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住宅見学会で注目したいポイント&質問事項をチェック!参加する前に知っておこう!

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これから家を建てる人は、ぜひ参加しておきたい住宅見学会。いくつか種類がありますが、よく耳にするのは構造見学会と完成見学会ではないでしょうか。実際に足を運ぶ前にチェックポイントや質問したいことを押さえ、疑問や不安をすっきりさせましょう。

目次

構造見学会で“本当に”チェックすべきこと

「家の構造を見たところで、専門的なことはわからない」と思っていませんか? 構造は住宅会社ごとのこだわりや技術力が集約されている部分。家づくりに対する姿勢が最も現れています。

工法や構造、使われている建材をチェックするだけでなく、大事なのは「建ててしまえば見えなくなる部分に、職人がどれほど丁寧で細やかな仕事をしているのか」を自分の目で確認することにあります。

職人仕事に自信がある会社は、きっとこちらから聞かなくてもこだわりを説明してくれるはず。手間を惜しまないパートナーを選びましょう。

完成見学会でのチェックポイントと質問事項

1.間取り、生活動線、収納の使いやすさ

実際の生活をイメージできる完成見学会。「もし、自分と家族が住むなら…」と、想像をめぐらせながら間取りをチェックします。窓や扉を開けたときの風の流れや光の入り方、暮らしやすさにつながる生活動線の確認も重要です。玄関から各部屋へのアクセス、キッチンやバスなど水回りの配置は、実際に歩いて確かめたほうがよいでしょう。収納の場所や大きさも実用性があるか調べます。

2.スタッフの対応力と人となり

完成見学会には住宅会社のスタッフが案内役としてついてくれます。そのときによく観察したいのはスタッフの対応力です。これは構造見学会でも言えることですが、質問への回答があいまいだったり、不親切な態度を取られたりしたときは、どんなに家が魅力的でも一度考え直した方がベターです。スタッフの振る舞いは会社の姿勢という見方もできます。家づくりを任せて安心か、しっかりと見極めましょう。

3.「どこまでが標準装備ですか?」

見学会用に建てた家は、多くの場合、内装に使われている部材などが特別仕様となっています。ステキな家に心を踊らせても、同じように建てるとなると予算オーバーで、イメージ通りにはいかないことも多々あります。あとでがっかりしないためにも、どれが標準装備で何が特別仕様かをきちんと確かめておきましょう。

4.「○万円の予算で同じ家を建てられますか?」

価格についてはズバリ「実際にこの家を建てるといくらですか?」と聞きたいところ。しかし返事が返ってきても、上級グレードで建てられた見学用の家の価格は参考程度にしかなりません。少し角度を変えて、「土地と諸経費込みで○万円の予算なのですが、この家と同じものは建てられますか?」と尋ねてみましょう。あらかじめ具体的な予算を提示したほうが、現実と照らし合わせることができます。

【まとめ】いろんなタイプの住宅見学会で知識と目を養おう

住宅見学会は家づくりについて学ぶ場。最初はわからないことが多くても、さまざまな見学会に足を運んでいるうちに知識が増えて、見る目も肥えてくるでしょう。まずは雰囲気を味わうくらいの気持ちで参加して、家づくりの一歩を踏み出してみませんか。

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